ご 挨 拶
伊奈さいたま会 会長 山田
博幸
東日本大震災被災地では、漸く復興の兆しが見えてきました。しかし、福島原発の事態収拾は見通しが立たず、不安な毎日が続いております。平成23年度はこのような時期に幕開けとなりました。
昨年度末、世の中の“自粛ムード”にならい、当会も懇親会を伴う行事を中止しました。今年度は節度を維持しつつ、活動計画遂行へ積極的に取り組みたいと考えています。
従来、当会は会員相互の協調親睦にウェイトを置いて活動してきました。協調親睦を欠く会の存続はあり得ないからです。機会あるごとの「ワイワイガヤガヤ」、これを根底に据えて活動を展開したいと思います。
社会活動には、協調親睦に次ぐウェイトを置くことで会員のコンセンサスを得ております。しかし、会員の間では活動不足との指摘もあり、大きな懸案事項になっています。会の身の丈を視野に入れながら、最大の課題「ボランティア対象の拡大」へ向け努力していく所存です。
会員のクラブ活動や、スキル向上等を目指した研修についても、昨年に引き続き活性化を図ってまいります。これらは会員相互の自己啓発に繋がるもので、かつ協調親睦にも資することから、重視していきたいと考えます。
当会では、活動の企画運営を担う部署として、「懇親活動部」「社会活動部」「スポーツ・文化活動部」を置いています。陣容は、副会長3名が何れかの活動部を統括し、その下にほぼ全役員が所属すると言うものです。活動部のメンバーは多忙の中、時間を割いて最大の努力をされています。
当会では行事等への参加を強制していません。どの会員も忙しいため当然と言えば当然ですが、しかし参加への関心を持ち行動するのでなければ、得るものが何もないことも事実です。また、会の魅力づくりには、会員全員の協力と応援が欠かせません。全員が一丸となり、伊奈さいたま会を隆盛に導いてまいりましょう。 (2011.5.21)
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