「伊奈さいたま会研修会」実施報告
平成23年12月9日午前9時半より、“さいたま市民会館おおみや”において、次の通り「伊奈さいたま会研修会」が開催された。
第1部
会の運営に関する説明会(質疑応答を含む) 9:30
am〜10:15
am
第2部
講演会(県政出前講座を利用)
10:25
am〜11:50
am
第1部のテーマは、「12月9日現在までの活動結果報告ならびに今後の活動方針」
第2部のテーマは、「あなたの住まいの防犯対策」「防犯の街づくり」
で進められた。
第1部では、「活動結果報告」については資料を見れば分かることなので説明を割愛、
直ちに「今後の活動方針」に議論が移った。
資料に基づき、スポーツ・文化活動部長、HP委員長、社会活動部長から各方針が提案された。提案内容は、
(1) 子供遊び・昔遊び伝承クラブを創設し、これを中核に伊奈さいたま会のボランティ
ア活動にまで発展させる。それには、部員の確保と研修を通じてスキル向上に努めた
い。(スポーツ・文化活動部長)
(2) パソコン教室を会の中に創設したい。住まいの近くに教室があることは会員にとり
有益と考える。講師は会の中から充足できると思われるので、早い時期に立ち上げた
い。受講料、講座内容等は創設準備の中で示していく。(スポーツ・文化活動部長)
(3) 会員に訪問してもらえるHP作りに努める。そのために、記事の充実を通じ、会か
ら会員への積極的な発信を行う。また、会員からの投稿スペースを増やし、会員相互
の親睦、啓発等に役立てたい。兎に角、一新された「伊奈さいたま会HP」をこまめ
にチェックし、情報源として活用頂きたい。TOP画面等の写真、文芸作品、会員の
活動報告記事を常時公募する。(HP委員長)
(4) 現行の老健施設「あすか」以外へのボランティア活動拡充を視野に、現在14施設
について彼我のニーズをすり合わせている。結果が出次第役員会へかけて行くが、会
員のボランティアに関する意識調査(アンケート)も並行して行いたい。その節はご
協力をお願いします。(社会活動部長)
以上提案後質疑応答に入ったが、出席者の中から異論は出ず第1部を閉幕した。
第2部では「県政出前講座」による講演会が行われた。内容は別添「召田レポート」
の通りである。なお、今回研修会への出席者は37名であった。 (文責 山田)
平成23年度活動報告 (H.23.12.09)
項 目
講演会 報告者 召田紀雄
第1部 「住まいの防犯対策」 第2部 「防犯の街づくり」
活動日 : 平成23年12月09日(金) 10:25〜11:50 天気:晴れ
参加者・・・37名
講演者 : 第1部 中村 彗講師 第2部 小豆澤 宏和講師
講演場所: さいたま市民会館おおみや 第4・第5集会室
さいたま市大宮区下町 3−47−8 (TEL
048−641−6131)
活動状況
さいたま会の年末に催される恒例の「伊奈さいたま会全体会議」は、今年から名称を改め「伊奈さいたま会研修会」となり開催された。3月11日に起きた東日本大震災の影響を受けて、会場は「さいたま市民会館」となった。研修会は2部に分けて開催され第1部は、「あなたの住まいの防犯対策」と題して、住まいの防犯アドバイザー・中村彗講師の講演であった。
県内の侵入盗の認知件数を見ると、平成16年から減少傾向にあるとは言っても、侵入窃盗が8782件、住宅対象が5460件におよんでいる。侵入犯のの60%弱の犯人は事を侵す前に、下見をしている事がデータ的に裏付けられており、自分の住まいだけではなく、地域での防犯が必要であると言うのであった。
講師の中村先生は、防犯に対する具体的な暮らし方として、以下の事項を強調して説明して下さった。
(1) 地域の防犯性を高める
イ 玄関灯や門灯で明るい街並み
ロ 道路への自然な視線を確保
(2) 豊かなコミュニティを作る
あいさつ等の住環境を作る
(3) 協力し合って快適な住環境を作る
落書き、ゴミが放置されてた街は犯罪者の標的になる
第2部は、埼玉県民生部防犯交通安全課・小豆澤宏和講師が「防犯の街づくり」と題して講演された。
街頭犯罪(ひったくり、自転車・オートバイ盗、自動車盗)、侵入盗(空き巣、忍び込み)、子供の安全、振り込め詐欺等、犯罪の多くは、身近な場所で行われている。中でも、街頭犯罪と住宅侵入盗は全刑法犯罪の60%弱を占めている。
こうした犯罪は、私たちに「スキ」があるからであり、「自分は大丈夫、我が家は大丈夫」との気持ちを捨て、防犯の意識を持つ事が必要である。そして、個人から地域への防犯へと広げて行く事が必要である。犯罪者を寄せ付けないように、近所同士が連携し、「防犯の街造り」に協力して行きましょうと、説明され講演を終えた。 ( 完 )
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